Xperia Mini Proは買い

カスタムROM作成も一通り終わり、Mini Proの中身も段々分かってきて、数日使って思ったのは、｢Xperia Mini Proは買い｣ということです。

日本のキャリアは典型的なiPhone likeなストレートスタイルで、画面が大きく、ガラケー機能がてんこ盛りなスマホを、ガラケーからの乗り換え用に押していますが、Mini Proのようなセカンドマシン的な需要を完全に無視していると思います。その忘れられた既存ユーザーのニーズにぴったりくるのがMini Proだと思いました。（SH-10BやIS01買った方ごめんなさい、その選択は明らかに間違ってたんです…）

今でもDesireの大きさはかなり実用的に絶妙だと思っています。Desireを使っていて、友人のDesire HDを触れたりすると、｢わっ、デカ… こんなの持ち歩けない…｣と思うのですが、Mini Proを使っていると、Desireですら｢わっ、デカ…｣と思ってしまいます。

私はコンパクトなものが好きなのですが、大抵コンパクトな商品は｢どっか削った｣感があります。いつも｢まぁサイズ的にしょうがないよね…｣と妥協するのですが、Mini Proに関しては｢しょうがないよね…｣がほとんど見つかりません。どちらかと言えば、使っていて｢破格の値段で、こんなに小さいのに、これすごくない？？｣と思わせる部分が非常に多いです。RAM512MB、ROM1GB、CPU1GHｚ、キーボード、フロントカメラ、ストラップホール搭載…かつroot化できて弄り倒せる。2万円強でこんな遊べる端末はなかなかないと思います。

それでいて、Xperia体験を犠牲にしていません。キーボードスライドでロック解除ができたり、POBoxは非常に使いやすいですし、電源をオフにした時のアニメまで気を使っています。使ってはいませんが、デフォルトのホームはアプリのアンインストール時にアイコンがぷるぷる震えるなど、Apple的なユーザーの心をくすぐるデザインも好感が持てます。

スマホでブラウザを多用する人が多いようですが、ブラウザはあまり使わないし、なるべく小さくて、そこそこ使える端末ないかな？と思っている方には最適な端末だと思います。今のところ単体でリカバリモードに移行できないこと以外に、不満が見つかりません。最後に繰り返しますが、（大声で）Xperia Mini Proは買いです(笑)！！