Huawei MediaPad T2 7.0 Proは微妙…

Huawei MediaPad T2 7.0 Proを数日弄った感想です。ハードウェアはミドルレンジでそこそこ使えるスペックですが、それはスペック上の話。他の方のレビューを読むとべた褒めの記事が多いので驚きますが、「コスパ前提」なんだと思います。電子書籍を読むとか動画を見るとか使用目的がはっきりしている人にはいいかもしれませんが、タブレットで色々したい人には向いていないというか、オールラウンドな端末ではないと思います。

Emotion UIは見た目をiOS風にして、Androidに付加機能(例えばバッテリー残量をパーセント表示させたり)を追加して使い勝手を向上させてはいるのですが、如何せん巨大です。素のAndroid 5.1でシステムのメモリ消費量は大体300MB程度ですが、T2 7は600MB程度使っています。またGoogleアカウントなどを設定せず、アプリもインストールせず、WiFiとAPNだけ設定した状態で既にプリインストールアプリが300MB消費しています。

結局ユーザーが使える最大のメモリは何もアプリをインストールしていない状態で800MB強。一見十分に見えますが、メモリの空きがあってもHuaweiのメモリー管理の設定は積極的にバックグラウンドのアプリをkillします。何も設定しなければ画面ロック時に何でも(常駐アプリでも)killします。Facebook(メッセンジャーと合わせると100MB以上のRAMを消費)やChromeなどRAMをたくさん使うアプリを使うと、バックグラウンドのアプリがkill→再起動を繰り返し、結果としてスペックの割にもっさりしてしまいます。4年も前に発売された同じ2GBのRAMを搭載するNexus 7 (2013)の方がサクサク動いて見えるのはこのような理由です。

普通ならAOSPやCMのカスタムROMを入れてしまえばいいのですが、Huawei向けのカスタムROMはかなり少なめで、T2 7のものはまだありません。次から次へと新しい製品をリリースするので、カスタムROMが出て来るのは期待薄だと思っています。そこである程度ストレスなく使えるように設定を変えていきます。

まずは使わないプレインストール・アプリを削除します。以下のアプリを削除しました。

  • Books
  • CloudPrint
  • Drive
  • GoogleTTS
  • Hangouts
  • HwFileManager
  • HwMediaCenter
  • HwMirror
  • HwNotePad
  • HwPhoneService
  • HwVPlayer
  • iWnnIME
  • iWnnIME_Kbd_Old
  • LatinIME
  • Magnifier
  • Newsstand
  • OpenWnn
  • PlusOne
  • PrintSpooler
  • talkback
  • Videos

これらのアプリは、/system/app、/system/dellapp、/system/priv-appなど複数のディレクトリに理由もなく分散してインストールされています。何故か英語キーボードも日本語キーボードも二つずつ入っているのでGoogleの英語キーボードを一つ残して消しました。Live wallpaper関連のアプリも使わなければ削除してかまわないと思います(使っている人いるの??)。不要なアプリを削除するのはRAMの空き容量を増やすための鉄則です。

次にEX Kernel Manager(要root)を使って、CPU・GPU・Low memory killerの設定を変えていきます。

CPU:Governorはlittle/Big clusterともにPerfomanceに、Bigの最小周波数を998Mhzに固定(それでももっさりが気になるなら、littleの最小周波数を高めに固定してもいいかも?)

Screenshot_2017-03-22-06-27-31.png

GPU:GovernorをPerfomanceに変更

Screenshot_2017-03-22-06-27-51.png

Low memory killer:各しきい値は以下のように変更(しきい値はもう少しアグレッシブでもいいかもしれない…)

Screenshot_2017-03-22-06-28-15.png

これだけでT2 7のもっさり感がかなり改善しました。逆に言えば、こういうことをrootを取って調整しないと結構もっさりしているタブレットです。「あれ?2016年に発売の割にちょっと遅いかも… スクロールは引っかかるし、アプリの起動や切り替えももたつく。やはり安いタブレットはこんなレベルか…」と思うユーザーがほとんどでしょうが、実は実力はあるんだけど、Huaweiのシステムが重すぎて付いて行けないというのが事実です。3GBのRAMが搭載されてたら、もう少しキビキビしていたと思います。

GovernorをPerformanceにしたらバッテリーの消耗が速くなくなるんじゃないの?と心配する人もいるでしょうが、劇的に短くなるわけではありません。

それよりもバックグラウンドでアプリがkill→再起動を繰り返すとこれによりバッテリーが消耗します。Androidのメモリ管理を理解していない素人アドバイスを鵜呑みにして、タスクキラーを使って強制的にアプリを止めている人がいますが、百害あって一理なし、逆効果です。上記のLow memory killerのしきい値を変える方法は、「RAMの空きがこれくらいになったら、システムは使っていないアプリをkillしてね」というルールを変更するだけで、アプリの切り替えはシステムに任せます。高過ぎるしきい値を下げて、タスクがkillされる頻度を下げているだけなので、余程極端な値にしなければ悪さをすることはありませんし、バッテリーの持ちと使用感は改善するはずです。

rootを取るのは敷居が高い… rootを取らずに何か改善できないか… という方は、設定→省電力→電源プランを「パフォーマンス」にすることをお勧めします。恐らくGovernorをPerformanceにするだけだとは思いますが、しないよりはマシだと思います。数パーセント消費電力が増えるだけです(うちの環境では5%前後)。

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