Soft brick

最近ネットで多くのデバイスに「soft brick」という状況が起こってます。英語でbrickはレンガのことで、日本語で言う文鎮化です。soft brickとはbootloaderがロックされた状態で、Androidが起動しなくなり、リカバリーモードにも入れない状況です。

つまりハードウェア的には壊れていないんだけど、ユーザーがメーカーの意図しない使い方(カスタムROMを焼くなど)をしてAndtoidを起動できなくした時に、復旧させる方法をメーカーが提供していないので、ユーザー自身で復旧する手立てがない状況です。

hard brickというのは、(仮にbootloaderがアンロックできて復旧手段があった場合でも)ハードウェア的に壊してしまい、物理的な修理以外解決法がない場合です。

最近いろいろな端末で、soft brickという言葉を目にする機会が急激に増えたような気がします。勿論、全てbootloaderをアンロックできないか、bootloaderをアンロックしていない端末です。もう一つ共通しているのが、本来ならリカバリーモードに移行して、ファームウェアを入れ直すことができるはずなのに、リカバリーモードに入ることができないという点です。

本来、bootloaderがロックされている場合、rootを取ったとしても、ROMのリカバリー領域、ブート領域(カーネル)、radio領域などは書き換えできません。書き換えできるのは、/system(システム領域)と/data(ユーザー領域)と/cache(キャッシュ領域)だけです。

なので、ROM焼きで遊んでも、リカバリーが起動しなくなるということは起こらないはずです。でも、実際にリカバリーが起動できないということが、多くの端末で起こっています。

最近のROM(オフィシャルも含め)がファイル単位ではなくイメージで提供されているからなのか、/cacheにゴミがある状態でwipe(フォーマット)しないでROMを焼いたためなのか、不良なケーブルや壊れているファイルを使ったためなのか、理由ははっきりしません。

ただ、メーカーが意図していない使い方のために起こってしまっているため、本来復旧のために使われるはずのリカバリーモードに移行できないという状況を、メーカーは積極的に追求しようとしていないように思えます。

日本のメーカーの端末の多くはbootloaderをアンロックできないようになっていますが、海外のメーカーの端末もこの流れにあります。理由は、中国製の端末の場合販売点がマルウェアを入れて販売したり、アマゾンのサービスを使ってもらうことを前提として格安で販売しているFireをカスタムROMで普通のAndroidタブレットにできたりしてしまうからです。

bootloaderがアンロックできない端末でのROM焼きには、以前よりも注意が必要だと思います。

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