Amazon Fire (5th gen)にはCM12.1を入れることにした

今のところAmazon Fire (5th gen)には、CM12.1SlimLP5.1.1の二つのカスタムROMがありますが、今後はCM12.1を使うことにしました。どちらのROMもお互い協力しながらコードを共有したりしています。

Screenshot_2015-12-19-14-35-00

Androidが「オープンソース」と呼ばれるのはGoogleがAndroidのソースコードを公開しているからです。このソースコードとデバイス固有のコードを組み合われると、誰でもAndroidを自分でビルドできます。Googleのソースコードをそのまま使ってビルドするASOPというプロジェクトがデバイスごとに有志で行われており、このビルドではほぼ「素の」Androidになります。

Googleのソースコードに手を加えて(マニアの)使い勝手を良くするプロジェクトが複数あり、おそらく一番有名なのがCyanogenMod(CM)だと思います。見た目や使い勝手はほぼ「素の」Androidですが、バッテリー・アイコンの脇にパーセントを表示できたり、電源メニューに「電源を切る」以外に「再起動」を追加できたりなど、便利な機能が追加されています。バージョン番号はAndroidのコードネームのアルファベット順の番号です。Lollipopの「L」は12番目なので、CM12となっています。

大抵のカスタムROMはAOSPやCyanogenModのコードをベースに、更に独自にカスタマイズしたものです。

話をFireに戻すと、SlimLPはROMのサイズが非常に小さく動作も機敏なのですが、CM12.1の開発者よりもアップデートの頻度が少ないんです。また、一部リソースが日本語化していないので、システムのメニューが英語と日本語が混ざってしまっていたりする部分があります。英語が苦手ではないのですが、混ざっていることが精神衛生上気になります。

CM12.1の場合、既に数多くの端末向けに開発されているので、共通部分のコードはかなり安定していますし、リソースも日本語を含め多くの言語を完全に網羅しています。端末固有のコードもかなりアップデートされ、スリープに移行する際に画面が乱れたり、WiFiが突然落ちることもなくなりました。これらの修正はそのうちSlimLPにも反映されるでしょうが、やはりCM12.1の安定性は定石だと思いました。

ちなみにSlimLPはサイズが小さいので、/system/appにCM12.1より多くのアプリを入れることができます。ストレージが8GBしかないFireにより多くのアプリを詰め込みたい方向きのROMだと思います。

4 Responses to “Amazon Fire (5th gen)にはCM12.1を入れることにした”

  1. Koji Says:

    はじめまして、Fireのroot化などについて、いつも興味深く読ませていただいております。
    ひとつお聞きしたいのですがよろしいでしょうか。

    root化したAmazon fire(Andoroid5.1.1 SlimLP5.1.1)に、Xposed instorllerを、
    http://www.andromods.com/root-unlock/install-xposed-amazon-fire-7-2015-5th-gen.html

    を参考にFlashFireでインストールしていたのですが、FlashFire実行時にAuto-Mountにチェックを入れてしまい、起動時のSlimLPロゴのロード画面から先に進まなくなってしまいました。

    その後、fireのリカバリを起動し
    wipe data/factory reset
    を実行してしまったため(これをしなければ初期化できたようなのですが…)、
    flashbootには入れるのですが、ADBコマンドが効かなくなってしまい(Androidが起動できない為デバッグをONにできない)fireの公式ファイルをzipで焼くことも出来ません。

    flashbootモードでfastbootコマンドは効いているため色々試してみたのですが、初期化は出来ないようです。

    xdaフォーラムなども読んでいるのですが、現状のAmazon Fire 5.1.1 では文鎮化してしまった場合、復旧不可ということになってしまうのでしょうか。

    • qtotter Says:

      はじめまして。偶然知恵袋で質問を見かけましたが、回答の仕方が分からなかったのでスルーしました。flashbootというのはbootloaderだというとこでお答えします。

      まず、Fireは文鎮化してません。単にシステムが立ち上がらない状態です。

      Flashfireを使っているということは、既に5.1.1以降のファームウェアにしてしまっている状態だと理解しています。

      リカバリー画面には行けるのですよね?直すのは簡単です。リカバリー画面で「apply update from ADB」を選択します。この状態でPCに繋ぎ(Windowsをご使用だと仮定しての話ですが)、デバイスマネージャーでFireが認識されているか確認します。一度ファームウェアを元に戻そうと私もこの手順をしましたが、ここでドライバーが正しく認識されず、若干つまずきました。警告マークがなく認識されていればいいのですが、警告マークがある場合や不明なデバイスとか表示されている場合はドライバーが正しく入っていません。ADBのドライバーはどれも同じなので何でもいいのですが、私の場合は手動でSamsungのドライバー(SAMSUNG Android Composite ADB Interface)を選びました。

      この画面でWindowsから正しくFireが認識されていれば、Amazonのサイトからファームウェアをダウンロードして、「adb sideload xxxxxxxx.bin」(xxxxxxxxはダウンロードしたファイルの名前)と実行すれば、純正のファームウェアが書き込まれ、Fireは元に戻るはずです。ここで元のファームウェアよりも古いファームウェアを絶対に入れないでください。本当に文鎮化します。

      一番面倒なのは手動でAndroid Composite ADBドライバーを入れることなのですが、ちょっとそこまでは説明できません。

      root化したり、カスタムROMをインストールする場合は、まず始めに元に戻せる環境を用意しておいて、元に戻せることを確認してから行った方がいいと思いますよ。

  2. Koji Says:

    お返事ありがとうございます。
    また、知恵袋と同じ質問をしてしまい、失礼を申し訳ありません。

    自分でも色々調べてみたところ、
    http://androidlover.net/android-os/android-5-0-lollipop/adb-sideload-update-error-device-not-found.html
    こちらを参考に、やはりデバイスマネージャーで認識されていないことが問題であり現在初期化することが出来ました。

    本当にありがとうございます。
    いつも他のサイトでは紹介されていない本質的な部分を開設していただけているおかげで非常に勉強になります。

    もしお時間があればで構いませんので、CMカスタムファームウェアの5.1.1へのインストール方法も載せていただけるとありがたく思います。
    FlashFireを用いてSlimLPと同様の方法では出来ないようですので…。

    ありがとうございました。
    今後もブログ楽しみにしております。

    • qtotter Says:

      元に戻せたようで良かったですね。

      申し訳ないですが、今のところFlashfireでのカスタムROMのインストールを取り上げる予定はないんです。FlashfireでCM12.1がインストールできないのはインストール・スクリプトのwipeの記述のせいなので、多分そのうち修正されると思います。確かsystemとdataをwipeすればインストールできたと記憶しているのですが。

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