Androidを使ってオフラインでファイルを共有

テザリングができるAndroid端末には、ポータブルアクセスポイント(WiFiの親機)を作る機能があります。(以下はAndroid 6.0 Marshmallowの例ですが、他も同じです。)

この機能はテザリングだけではなく、ローカル・エリア・ネットワークを構築することができます。モバイル通信ができなくても、繋げられる公衆WiFiスポットがない外出先などでも、自前のネットワークを構築して端末同士だけでファイル共有などができます。同時に、セキュリティの弱い公衆WiFiスポットなどを使うよりも安全に通信ができます。

※テザリングしているしていないに関わらず使えます。つまり、モバイル通信は関係ない=ローカル・エリア・ネットワーク内での通信でモバイル通信のパケットを喰うことはないので、いくらファイルをコピーしても、モバイル通信の残量が減ったり、一日の上限を超えたりすることはありません。ただし、設定の不備や知識不足でモバイル通信経由でファイルの共有を行って残量が減っても、自己責任でお願いします。

【親機の設定】

設定→(無線とネットワーク)もっと見る→テザリングとポータブルアクセスポイント→Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ

Screenshot_20151111-131326

ネットワーク名とパスワードを設定し、保存を押します。通知バーを下に引っ張ると下のような画面が現れると思います。

Screenshot_20151111-134931

ここで「アクセスポイント」というアイコンをタップすると、スマホ自体がアクセスポイントになり、他の端末とLANを構築できます。

名称未設定 1

赤丸で囲んだようなアイコンがステータス領域に表示されれば、アクセスポイントになっています。

ただ、このアクセスポイントにはDHCPの機能はありませんので、他の端末から接続するときにIPアドレスをスタティックで設定しなければなりません。なのでまずはこの端末のIPアドレスを調べます。

手っ取り早いのがES File Explorerのリモートマネージャです。

Screenshot_20151111-134303

画面上でオンにするボタンを押すと、

Screenshot_20151111-134415

自分のアドレスが表示されます。この場合は192.168.43.1になっているのが分かります。分かったらオフにするボタンを押し、アプリを終了します。親機の設定は以上です。

【子機の設定】

先ほどの親機のWiFiに子機を接続させます。

Screenshot_20151111-134745

パスワードを入力するまではいつも通りですが、ここで接続を押さず、詳細設定項目をスクロールダウンして入力していきます。

  • IP設定→静的
  • IPアドレス→192.168.43.2 (2~255の間で適当に割り振ります)
  • ゲートウェイ→192.168.43.1
  • DNS 1→192.168.43.1
  • DNS 2→8.8.8.8

ここまで入力したら接続を押して接続します。

これで家のWiFiを使っているような感覚で、ES File Exlplorer等を使ったファイルの転送が普通にできるようなります。

【Sambaも設定してみる】

ES File Exlplorerの「送る」機能は便利なのですが、送りますよ~、受け取りますよ~のような作業が必要になります。なのでSambaサーバーを設定してみます。

今回使うのはSamba Filesharing Server for Androidです。Google Play Storeからは消えてしまったので、ここからダウンロードしましょう。

アプリを起動し、画面右下の…ボタンからSettingへ進みます。

Screenshot_2015-11-11-14-16-33

  • Password→接続用のパスワードを設定(家のWindowsパソコンと同じ)
  • Username→接続用のユーザーネイムを設定(家のWindowsパソコンと同じ)
  • Workgroup Name→ワークグループの指定(家のWindowsパソコンと同じ)
  • NETBIOS Name→このAndroid端末にネットワーク上の名前を付ける
  • WiFi White List→特定のWiFiでのみ接続を許可する場合に使う

これだけ設定すればOK。最初の画面に戻り、画面右下の…ボタンからEnableを選べば、Sambaサーバーが起動し、同じネットワーク内のPCやスマホやタブレットからこの端末内のストレージが参照できます。

/data/data/com.funkyfresh.samba/files/smb.confを編集することで、Sambaで共有するフォルダを変更したり、内部ストレージと外部SDカードがある場合は追加したりできます。その際は、Settingの一番下(上のスクリーンショットでは見切れてますが)にある「Don’t rewrite smb.conf」にチェックを入れておきましょう。そうしないと自動設定で上書きされてしまいます。

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